【帆走指示書】第1回上五島・奈良尾ヨットフェスタ2025
- 2025.07.05
- ヨットレース , 上五島奈良尾ヨットフェス
- ハウステンボスマリーナ , ヨットレース , 上五島 , 奈良尾 , 長崎
主催・運営 |
上五島・奈良尾ヨットフェスタ実行委員会 ・奈良尾漁港賑わい創出協議会 ・ハウステンボスマリーナ ・長崎県外洋帆走協会 |
協力・協賛 |
・浜串漁業協同組合 ・NARAOあこう樹PROJECT ・九州商船株式会社 奈良尾営業所 ・一般社団法人 新上五島町観光物産協会 ・五島列島リゾートホテルマルゲリータ奈良尾 ・開成水産株式会社 ・奈良尾生コン株式会社 ・大宝建設株式会社 ・昭徳水産株式会社 ・富栄海運有限会社 ・ナイスデイ ・のぞみ漁業株式会社 ・古野電気株式会社 国内営業部 ・NPO法人五島人 ・新上五島地域づくり事業協同組合 ・HAIKIマリーナハーバー合同会社 ・株式会社舵社 ・株式会社伊藤園 |
特別協力 |
・OHSホールディングス(本部艇) ・石勝商事株式会社(運営艇) |
1.適用規則 |
1.1.セーリング競技規則RRS 2025-2028に定義された規則が適用される(以下、「規則」又はRRS と略) 1.2.本大会帆走指示書およびレース公示、海上衝突予防法等 1.3.オートパイロットの使用を可とする(RRSの「人力」を変更している) 1.4.レース公示と帆走指示書の間に矛盾が生じた場合は本帆走指示書を優先する |
2.レーティングについて |
本レースに参加する艇のレーティングは長崎県外洋帆走協会PHRFで行い、レーティングについては艇からの救済要求および抗議の対象とはならない |
3.帆走指示書の変更、競技参加者への通告 |
3.1.帆走指示書の変更がある場合は、7月19日午前6時まではハウステンボスマリーナ管理事務所前に設置する公式掲示板及びハウステンボスマリーナ公式ホームページ、大会公式LINEに掲示する 3.2.レース海面で帆走指示書の変更を行う場合は、本部船にL旗を掲げ、ホワイトボードおよび大会公式LINEにて内容を変更する ・L旗 ![]() |
4.日程 |
7月19日(土) 10:25 スタート予告信号 16:30 レースタイムリミット 18:00 表彰式・交流会パーティー開場 18:30 開宴 |
5.出港連絡、乗員の変更(全クラス共通) |
5.1.大会当日の出港連絡を大会公式LINEまたはメール(desk@htb-marina.com)にて連絡すること 5.2.乗員の変更は必ず7月19日(土)9:00でに大会公式LINEまたはメール(desk@htb-marina.com)にて連絡すること |
6.参加艇のクラス分け |
6.1.クラス分けは下記のとおりとする。 ・レースAクラス ・レースBクラス ・クルージングクラス 6.2.参加艇の各クラス分けは艇長会議において示す |
7.ゼッケン(全クラス共通) |
7.1.参加艇は艇長会議で受け取った「ゼッケン」をレース中は艇バウ側左右のライフラインに取り付け、実行委員会が参加艇を特定できるようにすること 7.2.参加艇は「かみごとう・ならお海の駅(奈良尾漁港)」入港後、表彰式・交流会パーティー受付にて「ゼッケン」を必ず返却すること |
8.大会旗および本部艇・運営艇 |
本部艇、運営艇は次のとおりとする ・海上本部艇:ハウステンボスマリーナ旗を掲揚した艇(54ftパワーボートを予定) ・その他の運営艇:ハウステンボスマリーナ旗を掲揚した艇(50尺漁船を予定) ・ハウステンボスマリーナ旗 ![]() |
9.レースコース(レースA、Bクラスのみ) *9.2.は全クラス共通 |
9.1.下図に示すコースとする。(記載の緯度経度は目安である) ヨットレースエリア(約21.5nm) ・START 西海市大立島と小立島の間 *参考値:緯度経度33°00.483N、129°26.774E 付近 *ハウステンボスマリーナ→大立島・小立島=約21.5nm (ハウステンボスマリーナ→佐世保港口=約9nm) (佐世保港口→大立島・小立島=約12.5nm) ・FINISH かみごとう・ならお海の駅(新上五島・奈良尾漁港)沖 *参考値:緯度経度32°51.067N、129°04.537E 付近 *大立島・小立島→かみごとう・ならお海の駅沖=約21.5nm ![]() 9.2.横曽根灯標をスターボードサイド(右舷)にみて帆走し、横曽根灯標と江島の間(横曾根灯標より北側エリア)には進入しないこと(座礁・乗揚げ事故防止のための措置) ![]() 9.3.クルージング参加艇は「かみごとう・ならお海の駅」に直接向かうことが可能 |
10.スタートライン(レースA、Bクラスのみ) |
10.1.スタートラインは西海市大立島・小立島間の海域とする(下図参照) 10.2.スタートラインはスターボードの端(大立島側)にある「本部艇」のハウステンボスマリーナ旗フラッグポールとポートの端(小立島側)にある「運営艇」のハウステンボスマリーナ旗フラッグポールの見通し線とする ・ハウステンボスマリーナ旗 ![]() ![]() |
11.スタートラインの変更(レースA、Bクラスのみ) |
11.1.海上においてスタート地点を変更する場合は本部艇にL旗を掲げて通告する 11.2.レース参加艇はL旗を掲げた本部艇に続いて新しいスタート地点に移動すること ・L旗 ![]() |
12.海上エントリー(レースA、Bクラスのみ) |
12.1.レース参加艇は9:30から10:15までの間にハウステンボスマリーナ旗を掲揚した「本部艇を右舷に見て通過」し、エントリーの海上確認を受けること 12.2.海上確認時は「ゼッケン」を艇バウ側左右のライフラインに取付けること 12.3.海上確認を受けなかったレース参加艇は失格とする 12.4.クルージングクラス参加艇は海上エントリーを必要としない |
13.スタート(レースA、Bクラスのみ) *13.5.はクルージングクラスに適用 |
13.1.全クラス同時スタートとし、予告信号は10:25とする 13.2.スタート信号は海上本部艇にて視覚信号および音声信号を発する ![]() 13.3.レース参加艇はスタート4分前までにエンジンを停止すること 13.4.スタート信号後15分以内にスタートしない艇は審問なしに「スタートしなかった(DNS)」と記録される(RRS付則A5を変更) 13.5.クルージング参加艇はレース参加艇の進路を妨げないよう、レース・スタートエリアには進入せず、レース参加艇を回避しなければならない |
14.個別リコール(レースA、Bクラスのみ) |
14.1.個別のリコール艇があった場合は、スタート信号の直後に本部艇にX旗を揚げ、音響信号1声を発する ・ X旗 ![]() 14.2.X旗は全てのリコール艇がリコールを解消した場合に降下する 14.3.リコールを解消しない艇があってもX旗はスタート信号の4分後には降下する 14.4.リコール艇への通告は行わない 14.5.リコールを解消しなかった艇は失格とする |
15.ゼネラルリコール(レースA、Bクラスのみ) |
15.1.ゼネラルリコールの場合は第1代表旗を揚げ音響信号2声を発する 15.2.ゼネラルリコール後の新たな予告信号は第1代表旗の降下1分後に13.1による信号により発する ・第1代表旗 ![]() |
16.コースの短縮(レースA、Bクラスのみ) |
16.1.実行委員会はRRS32に規定された理由によりコースの短縮をすること ができる 16.2.コースを短縮する場合は海上本部艇にS旗を掲げ、音響信号2声を発する (レースコース約6nmに短縮) ・S旗 ![]() |
17.フィニッシュ(レースA、Bクラスのみ) |
17.1.コースのフィニッシュラインは「かみごとう・ならお海の駅(上五島・奈良尾漁港)」沖海域とする(下図参照) 17.2.コースのフィニッシュラインは海上運営艇の「浜串漁協・巻網船団・昭徳丸・大漁旗」を掲揚したフラッグポールとリミットマークとの見通し線とする(本部艇では無いので注意すること) ・昭徳丸・大漁旗 ![]() 17.3.海上運営艇をスターボードサイド(右舷側)にみてフィニッシュすること ![]() 17.4.コースが短縮された場合は横曽根灯標の南側海域にてS旗を掲げた運営艇の「昭徳丸・大漁旗」フラッグポールと横曽根灯標との見通し線上とし、運営艇をポートサイド(左舷側)にみてフィニッシュすること (レースコース約6nmに短縮) (本部艇では無いので注意すること) ・昭徳丸・大漁旗 ![]() ・S旗 ![]() ![]() |
18.規則違反に対するペナルティ方式(レースA、Bクラスのみ) |
18.1.レース中にRRS第2章の規則に違反したかもしれない艇は2回転ペナルティを履行することができ、RRS31に違反したかもしれない艇は1回転ペナルティを履行することができる 18.2.「18.1.」に該当する艇はインシデント後できるだけ早く他艇から十分離れた後、1回のタックと1回のジャイブを含む回転を、同一方向に必要回数だけ速やかに行なう事により、1回転または2回転ペナルティを履行したこととする |
19.エンジンの使用(レースA、Bクラスのみ) |
19.1.競技参加艇はレース中に動力としてのエンジンの使用は認められない 19.2.レース中とはスタート4分前の準備信号からフィニッシュをするまでをいう 19.3.ただし、競技参加艇は落水者救助、遭難船舶救助、他の船舶との衝突回避(緊急避難)、離礁、その他緊急かつ切迫した事態に対処するためにエンジンを使用することはできる |
20.タイムリミット(レースA、Bクラスのみ) |
20.1.タイムリミットは、16:30とする 20.2.スタート時にゼネラルリコール等でスタート時刻に遅れが出た場合にお いてもタイムリミットは変更しない 20.3.タイムリミットまでにフィニッシュしなかった艇は、「フィニッシュしなかった(DNF)」と記録される(RRS35を変更) 20.4.コースが短縮された場合のタイムリミットは13:30とする |
21.レースの成立(レースA、Bクラスのみ) |
本レースは、レースA、Bクラスの何れかのトップ艇のフィニッシュをもって成立とする |
22.レースの延期(レースA、Bクラスのみ) |
22.1.レースを延期する場合は本部艇にAP旗を掲揚するとともに音響信号2声を発する 22.2.延期されたスタートの予告信号はAP旗降下1分後に発する 22.3.AP旗降下時には音響信号1声を発する ・AP旗 ![]() |
23.入港申告・リタイヤ(全クラス共通) |
23.1.奈良尾漁港入港の際には必ずゼッケンを取り付けたまま入港すること 23.2.着岸後にゼッケンを取外し、返納することで入港申告とする 23.3.レースをリタイヤする艇は大会グループLINEまたは携帯電話にて海上本部艇に連絡すると共に必ずゼッケンを取り付けたままで入港し、着岸後に返納するものとする |
24.レースの中止およびクルージングの中止(全クラス共通) |
24.1.実行委員会の裁量により7月17日にレースおよびクルージングを中止する場合は午後6時までにハウステンボスマリーナ管理事務所前に設置する公式掲示板及びハウステンボスマリーナ公式ホームページ、大会公式LINEに掲示する 24.2.レース当日午前4時30分までにレースおよびクルージングを中止する場合はハウステンボスマリーナ管理事務所前に設置する公式掲示板及びハウステンボスマリーナ公式ホームページ、大会公式LINEに掲示する 24.3.海上にてレースおよびクルージングを中止する場合は本部艇にN旗を掲揚し、音響信号を断続的に発するとともに大会公式LINEに掲示する ・N旗 ![]() |
25.レースおよびクルージング中止基準(全クラス共通) |
25.1.開催当日の風速が15m以上または視程500m未満と予想される場合および落雷(荒天)等の理由により実行委員会が危険と判断した場合にはレースを中止または延期する |
26.抗議と救済の要求(レースA、Bクラスのみ) |
抗議しようとするレース参加艇は所定の抗議書に記入のうえ、自艇フィニッシュ後60分以内にレース委員会(奈良尾漁港内陸上本部)に提出しなければならない |
27.順位の決定および成績算出方法(レースA、Bクラスのみ) |
27.1.A・Bクラス別に順位を決定する 27.2.長崎県外洋帆走協会レーティング(PHRF)による修正時間により成績を算出する 27.3.修正時間が同一の場合はTCF値の小さい艇を上位とする 27.4.長崎県外洋帆走協会レーティング(PHRF)についてはレース参加艇からの救済要求および抗議の対象とはならない |
28.表彰式・賞(レースA、Bクラスのみ)28.3.は全クラス共通 |
28.1.7月19日18:30以降にレースの成績発表と表彰式を行う 28.2.レース成績をもとに下記の賞を与える ・Aクラスの1位~3位 ・Bクラスの1位~3位 ・レース参加艇全体のファーストホーム ・その他特別賞 28.3.表彰式、交流会パーティー会場は大会当日「かみごとう・ならお海の駅」入港時に案内する ・開場:18:00~ ・開宴:18:30~ |
29.参加艇の責任(全クラス共通) |
29.1.参加艇とその乗組員の安全に関する全ての責任は各艇にあるものとする 29.2.本大会の主催者、運営者、並びに後援団体、協賛団体、協力団体は、参加者によって引き起こされた第三者に対するいかなる損失、障害、死亡事故及び、参加艇や乗組員の事故(死亡、傷害,沈没、破損等)および第三者に与えた損害については一切の責任を負わない 29.3.参加者は主催者が何も出来なかったと言う理由でその責任について追求できない。 29.4.参加艇がスタートするか否か、またレースまたはクルージングを続行するか否かの判断の責任は艇長にある 29.5.艇と乗員の安全確保は各艇が行い、乗員も安全確保に努めなければならない 29.6.レースおよびクルージング中を含む海上では参加者全員が法律で認められた個人用浮力体を着用すること |
30.リスク・ステートメント |
RRSには『レースに参加するか、またはレースを続けるかについての艇の決定の責任は、その艇にのみある。』とある。本大会に参加することによって、それぞれの参加者は、セーリングには内在するリスクがあり、潜在的な危険を伴う行動であることに合意し、認めることになる。これらのリスクには、強風、荒れた海、天候の突然の変化、機器の故障、艇の操船の誤り、他艇の未熟な操船術、バランスの悪い不安定な足場、疲労による傷害のリスクの増大などがある。セーリング・スポーツに固有なのは、溺死、心的外傷、低体温症、その他の原因による一生消えない重篤な傷害、死亡のリスクである。本大会の参加者はリスクを認識した上で自分自身の責任で参加する。参加者は主催、運営団体が本大会への回航中、また本大会期間中に生じた物理的損傷または身体傷害もしくは死亡による損害にいかなる責任も負わない事を承認して参加する |
31.著作権・肖像権・個人情報 |
31.1.本大会に関する全ての著作権は実行委員会が所有する 31.2.参加者は自艇及び自身の映像や動画、名称が放送、出版、広告媒体へ露出されることについて同意するものとし、参加者はこれに対する対価を求めることなく主催者の独自の判断で使用する権利を与えるものとする 31.3.大会参加に際して提供される個人情報は「ならお海の駅利用申請(新上五島町への申請)、急病人や事故等発生時の海上保安部への情報提供、公式掲示板等の大会活動のみに利用するものとし、これ以外の目的に利用しない 31.4.大会グループLINEは大会終了後に実行委員会が削除する |
32.特別注意事項(全クラス共通) |
32.1.参加艇以外のすべての船舶の航行に支障をきたさないよう十分注意すること 32.2.漁労船とは十分距離を取って通過すること 32.3.大会海域には多くの定期船が運航しているため、定期船の運航を妨げないよう、十分に注意すること *大会海域を航行する定期船の運航時刻表を以下に記載する |
[瀬川汽船](針尾瀬戸~佐世保港内) |
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[崎戸商船](佐世保港内~大立島・小立島・江島) |
*注意!9:00までは大立島・小立島海域になるべく進入せず、8:40頃に通過する崎戸商船「みしま」の航行を妨げないよう注意すること![]() ![]() ![]() |
[九州商船](長崎~有川) |
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[九州商船](長崎~奈良尾、奈良尾~奈留島) |
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33.泊地 |
[7月12日~19日の泊地]:ハウステンボスマリーナ内浮桟橋 ・参加艇は大会開催日の約1週間前(7月12日)からレース開催日(7月19日) の間はビジター係留料金を無料とする ・複数艇抱き合わせ係留を行う場合がありますのでご協力ください ・係留場所の指定は出来ません [7月19日、20日の泊地]:奈良尾漁港内 ・参加艇は係留24時間までごとに船舶の長さ1メートルにつき15円がかかります *15円×船舶の長さm=1円単位は繰上げ+消費税 *例:15円×9m=135円≒140円+消費税14円=154円 ・複数艇抱き合わせ係留となりますのでフェンダーをご用意ください ・係留場所が簡易ポンツーンとなることがあります ・係留場所の指定は出来ません ・給水設備はありません ・①新港は仮設給電設備を設置予定です (1艇当り100V・15Aを給電予定、100V用延長コード20m以上をご用意ください) (大型ディーゼル発電機からの給電を予定) ![]() ・②本港には給電設備はありません ・新港、本港ともに給電、給水設備はありません ・給油は可能です(事前に予約が必要です) ![]() ・① 新港の係留場所 ![]() ・②本港(旧港)の係留場所 ![]() *係留場所は艇長会議にて指定します |
34.その他 |
34.1.7月20日(日)の朝食について 6:00~9:00(6:00、7:00、8:00、9:00)にリゾートホテルマルゲリータ奈良尾の朝食を2,200円(税込)で提供します ビュッフェスタイルでは無いので、出艇申告書または7月15日までにメールまたは電話で事前予約してください *朝食会場(マルゲリータ奈良尾)までは送迎車にて送迎あり (事前予約先:出艇申告書またはハウステンボスマリーナまで) ・メール:desk@htb-marina.com ・電話:0956-27-0258 34.2.奈良尾漁港での給油について 奈良尾漁港での給油は可能ですが、陸上給油所からの搬送給油となりますので、事前に予約をしてください (事前予約先:出艇申告書またはハウステンボスマリーナまで) ・メール:desk@htb-marina.com ・電話:0956-27-0258 |
35.連絡先 |
![]() *本部艇、運営艇との連絡は大会公式グループLINEにて行うものとし、電話での連絡の際の本部艇、運営艇の連絡先電話番号は大会公式グループLINEにて開催当日に参加者にお知らせします |